温水洗浄便座の水漏れの対処は慎重に
温水洗浄便座の故障原因や水漏れ箇所は複数あります。そして、温水洗浄便座の水漏れを自分で対処するときは、慎重に行うようにしましょう。
温水洗浄便座は電化製品ですから、対処方法を間違うと感電や発火の危険性があります。ここでは温水洗浄便座から水漏れしたときの安心、安全な対処法をご紹介します。
【ポイント①】止水栓を閉め、電源プラグを抜く
まず水漏れ箇所の確認および修理を施すために、止水栓を止めておきましょう。その後、作業中の漏電を防ぐために、電源プラグを抜くようにします。
【ポイント②】
温水洗浄便座の場合は、水が漏れてくる箇所が複数ありますので、それを突き止めます。一般的には以下のような箇所から水漏れすることが多いです。
・ノズル本体からの水漏れ
・操作ボタンの下からの水漏れ
・便座の下からの水漏れ
この中で自身で対処しやすいのが、ノズル本体からの水漏れです。操作ボタンや便座下からの水漏れは、修理が難しいため、専門業者に相談することをおすすめします。
【ポイント③】リモコンの電池を交換してみる
温水洗浄便座のノズルから水が漏れており、リモコンを操作しても止まらないという場合は、リモコンの電池を交換してみましょう。操作ボタンが便座の脇についているタイプは電池交換の必要はありませんが、壁などに設置されているタイプは電池交換が必要です。
【ポイント④】ノズルを引き出す
リモコンの電池を交換しても、変化が見られない場合は、ノズルを引き出してみましょう。これはノズル内部の弁にゴミなどが絡んで、正常に機能していない可能性があるからです。
汚れが原因の場合は、温水洗浄便座のお掃除機能(お手入れ機能)を使って、ノズルをキレイにできます。また、お掃除機能がついていない場合は、手動でノズルを引き出してブラシなどを使って掃除をしていきます。
【ポイント⑤】ノズルを交換する
ノズルを掃除しても水漏れが直らない場合や先端が割れているケースでは、新しいノズルに交換する必要があります。ノズルはホームセンターやインターネットで購入できますが、種類やメーカーによっては、市販に出回っていないものもあります。
そのため、確実にノズルを購入したい場合は、メーカーへ問い合わせするようにしましょう。
ノズルの交換方法ですが、ノズルの先端を左へ回し、本体から引き抜きます。その後、新しいノズルを右へ回して差し込んでいくだけです。ノズルの回しすぎは故障の原因にもなりますので、事前に取扱説明書を読んでおきましょう。
【参考サイト】
「イエコマ」
https://iekoma.com/part/sanitary/mt-8312/
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